●2008年01月31日(木)
王立舞踊学校 昨日は 下の娘が舞踊学校の劇場で踊るというので 見に行った。 この王立舞踊学校は、1929年のイベロアメリカ博覧会の時の それは立派なパビリオンを改装したものだ。 パビリオンというと現代のモダンな建物と勘違いするが 20世紀初頭のそれは まだとても古いロマンチックなドーム天井などを取り入れた お城のような建物だ。 舞踊学校には 広大な建物の中に 300人近く収容できる専用劇場がある。 客席は二階もある素敵な馬蹄型で、 天井から何から マホガニーの分厚い木材にこれでもか という程に彫刻がほどこされている。 舞台も本物の木材で 大昔の映画に出てくるそれを彷彿とさせる。 なかなかいい劇場だ。 朝の10:00だというのでー勿論学校は休まないといけない。凄いですよね 平然と義務教育を休ませるー朝のハイウエイの混雑を見込んで 早めに出たりしてそれは大変だった。 なのに 王立の先生達に挨拶すると 「今から?」と怪訝な顔をするのだ。 「どうして?そこら辺に座っているわ」と答えると 「だって始まりは12:00からよ」 と言うではないか!! 2時間も待てる物ではない おのれ、バカ娘を見つけたら ただではおかないと 腹を立てる私だ。 どうしてうちのこの娘はいつもこうだろうか。 運動神経は並外れていいのだけど あとは本当にとんちんかんで どうしようもないのだ。 もう、50人中多分下から二番目だろうというくらいに ぼんやり うっかり、あっそうだった!の常習犯なのだ。 これが一旦踊りだすと 人が違ったとしか思えない俊敏さなのだ。このギャップが激し過ぎる。 家族は、みんな着いて行けないくらいだ。 仕方ないので ぶらぶらと向かいのマリアルイサ公園を 散歩していると公園内に ビエナル事務局を見つけてしまった。 おお、暇つぶしにちょうどいい、今年のプログラムでも聞いて HPのみんなに発表サービスしよう、と建物に入る。 まだ何にも決まっていない、という返事。 それなのに 突然相手は私に興味を抱いて 私の何もかもを全部知らせろというのだ。 バイラオーラだとも明かさず、 ただの物書きだと言ったのに 一体、何? 不思議ですよねぇ... 情報収集に行った人間が あっちにとっつかまってどうする?あはは 中身の濃い朝でした。
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