●2007年06月08日(金)
王立舞踊学校 さてもの試験発表 私達親子は あれっきりもうほとんど 飛び級入学の事なんか 忘れてしまったのだけれど ーつまりほとんど確実に落ちたなーと言う気がしたし。 それに思いの他長くて嫌な試験だったので もう思い出したくも無い! コリゴリ.... 私はこの前後と同じく横浜の件に従事の日々を送っていた。 今朝も国際電話を入れたり忙しくしていた。
月曜に受験して 正式発表は18日だと言われたけれど なんと 採点の結果がもう出たらしい。 怖い物見たさ 発表のリストを見る。 上から順々に降りて行って 点が辛いのでびっくりした。 5点とか4点を徘徊している人がいっぱいいる。 アルファベットのTまで来たら 八点入っていたので 意外の感動に打たれました。 Tomoshige Tamara 8 10点満点が三人いて、次席の9点が四人いるけれど その次って事は 入学が許されるって事なのではないかと 恐る恐る判断する。 先生が原因でかつてこの学校を入学三ヶ月目の 八歳でやめてしまったのだけれど その張本人の先生が 娘の試験官の一人として今回 居たので 点は入れてもらえなくて大きく響くだろうなと 観念していた。 クラシックの専門家は ただでさえ 新体操の選手なんかはことのほか 好きではない傾向がある。 内部生は大分 上手くやっていたから タマーラ本人ですら 受かるのは難しいとつぶやいていた。 ただ一人、キューバ国立バレエのへネシア先生は そうは言わなかった。 12,13歳ともなると もう将来バレエには不向きな体格とか 筋肉とか柔軟さの基本条件が どうしても駄目というのが プロの目にはっきり見えるから そういう生徒は落とされるのだと 気の毒な見解で励まされたのだけれど ーそういう事に期待する気にはなれないですよね 教師の私としては かわいそう過ぎてー なるほど結果を見ると 上手くやっていたみたいな内部生のあの子達は 辛い点をもらったとしたら この辺が理由なのではないかなと 想像が出来た。 八歳からここまで生き延びて来て 落とされたら さぞ落胆しているだろうと 胸が痛む。 採点結果の発表と同時に 採点に対する異議申し立ては 12日までに文書提出のことと 大きく出ていた。 なるほど納得行かないという意見はあるだろう。 15人しか入らないし 私には誰が誰か分からないけれど 内部生には仲間がどれだけ落とされたか 名前で一目瞭然なので 父兄の異議申し立てもきっとあるに違いない。 これから五年だ。 学校の試験も宿題もどっさり出るし 授業は難しくなる一方だから この年齢のこれからの五年というのは とても継続が難しい。 新体操をやめた後の、体のケアーというつもりで 続けてくれると有り難い。 とかく国立だの王立と名のつくものに 楽しい学びの場というのは有り得ないものだけれど 願わくは いい友達と 触発されるような先生に一人は 恵まれますように。 どうかなぁ....又あの先生だったら続かないぜ。 何せ国家公務員だから解雇にもならないし.... これがネックです やれやれ...
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