ジムにずらりと並ぶ機器を見てうわぁ!と感嘆した事がありませんか?
どこから手をつけるのか途方に暮れた事は?
アドバイスしてくれる専門家がいない自宅で継続してやる時も含めて、どれをどういう順番でどんな風にやるのかは大切な成功の要素です。
後日写真も取り入れて図解も試みますが、既に主なレジスタンス運動については沢山の本もありますし、ここでは先に注意点を更新して行きます。
論旨がぼやけないよう、かなり簡潔、詳細は一切省きました。
少し乱暴なくらいですが、初歩の時は大事な事をよく頭に入れておかないと
トレーニングが継続しにくいので。
いつものように専門用語も極力省きました。
1.トレーニングの順番と優先する筋肉有り!
何から始めるかと言うのは実はとても大切です。
いきなり辛いものからやらずに細かい小さいトレーニングからやろうかと思いがちですが、これは間違い。
=辛い、すごそうなのからやらないといけない。
=細かい筋肉から始めると本命に辿りつくまでに疲労してしまう。(大きな筋肉が先、小さいのは後)
*ただし、いきなりやりださずにちょっと軽いストレッチはしましょう。怪我を防ぐためにもほぐしは大切。
2.48〜72時間置きーそれより空けてしまうと?
トレーニングは続けてやらず、上記一定の間隔を空けて「筋肉の損傷と再編成」を行ってこそ効果的な結果が出ます。 では、間をうっかり空け過ぎてしまうとどうなるか=トレーニング以前の状態まで落ちてしまいます。苦労が水の泡。
水の泡になっちゃったら=「だからもう止める」という言う大義名分?にしないで、今度こそ「又」頑張る!
3.トレーニング中の意識の集中
発達させたいと思う目的の筋肉に意識を集中させるとぼんやりしてやるよりずっと効果が違うと言われています。 複数の筋肉に効果があるトレーニングの場合、一番主になる筋肉に意識を集めます。
4.フォーム、呼吸、テンポは守る
正しいフォームを必ず心がけ、いい加減をしない。呼吸とテンポとして往きに何拍、帰りに何拍数えるかもきっかりやります。
5.三日坊主はしない1ヶ月は必ず続ける。=自信をつけてその後は更に研究する。
うわぁ、めんどくさい!計量カップでいちいち測ってお料理するみたいに生真面目。
...だって初歩なんですもの、仕方ないです。
適当にやって効果が出なかったり、不慣れのために怪我をしては台無し。
慣れれば目分量、匙加減も感覚でわかるようになるものでしょうから、
最初は丁寧に!! よく理解しながらやる事です。そして続ける。
続ける...難題です。
踊り手には音楽も衣装もなしで夢が持ちにくいレジスタンス運動って馴染めない。
でも強い筋肉を自分のパートナーにすれば何もかもがとても楽にできるようになると考え直してはどうでしょう?
膝を締めたちゃんとしたルルべも、パッセも、ましてあのひねりとポーズの維持がきついアティテュードは、筋肉がそれに耐える強度になっていないといくらそこだけ取り出してやってみても目覚しい進歩が体感しにくいです。
早道の欲しい人は筋トレもちょっとやると元気が湧いてきますよ。
フラメンコの追い上げのあの激しい足は、太腿の後ろ側の筋肉が弱いとスタミナが続かないし膝に負担がかかります。足がよくできない、というのは技術練習が足らないというよりは筋力が弱い場合が多いのです。
それを練習によって鍛えてもいいですし、問題の筋肉を取り出して筋トレで意識して強くしてしまう、という手もある訳です。
目的を遂げる道は一つではないと言う事でしょうか。
こんな方法もある、というのは一つの楽しみだと考えて頑張りましょう?
だってそれしかないんですもの、頑張るしか。
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